昨日金曜日で
ようやく7月の10日から開始していた
トイレと風呂の交換が
終了した。
家が建ってから始めての交換だから
かれこれ28年振りに、
新品を使用中である。
せっかくの新品交換
ならば
日本式のウォッシュレットに
と夫婦で考えた
のは、今年の3月
いや2月だったか?
いやはや
長い道のりであった。
こちらはウォッシュレット付きお客様用トイレ
まずは、インターネットで
どんなウォッシュレットがあるのかを調べた。
Geberit(ギーベリッツ)という会社の商品が
良さそうだと判明。
さて、バーゼルではどこでこの商品を扱っているのか?
これも、すぐにわかった。
いつもトラム(路面電車)に乗ると見かけている
大きなショウルームのあるお店だ。
ということで、夫婦で空いてる時間を見つけて
行ってみる。
お店の案内穣が、
まず "Sanitäre Anlagen und Installationen"
(簡単に言えば、風呂とトイレの専門業者)
に行け と仰せ。
お宅は違うのか?と訊くと
いや、ウチは商品だけを扱ってるのだ。との答え
ので、
家の近くの業者に電話して
我が家に来てもらう。
で、そこの社長さん(だと思う)が
来ていろいろ我々の希望を聞いてくれ
トイレやバスタブ等の写真も撮って
じゃあ、上述のお店に行って
商品を選んでくれ、と仰せ。
はーっ、またあ?!
とめげそうになるが、甘い甘い
今から考えれば、こんなことは
ほんの序の口 でありました。
で、ショウルームのあるお店に電話して
専門知識のある店員の予約を取る。
で、登場したのは、
なんだかとっても調子の良いお兄ちゃん。
載せられそうにならないよう気をつけながら、
これと、あれと等々商品を選ぶ。
で、そのお兄ちゃんが
商品の見積書を専門業者に送ってくれるんだそうだ。
2週間ぐらい経って
ようやく専門業者から送られて来た
工事費を含めた見積書を
見て、
あまりの高額に
夫婦の目ん玉が飛び出した。
いや、正確には
連れ合いは、目が大きくなり
私は、目を剥いた。か?
ここまでが、春休み前
で、春休み後
もう一度ショウルームに行き
トイレの一台は、普通だけど少し良さそうなのに
もう一台は、ウォッシュレットに
と決定。
もう一度、いやいや
5度目の
見積書を頼んだ。
(例の社長さん、か従業員か知らないけど
ずいぶんいろいろ間違った見積書を送って来ていたので)
これが、5月中旬。
届いた見積書にサインをして送り返す。
これで、ようやく契約終了だった。
そしたら、
専門業者さんから、
いつまでたっても連絡がない。
おやおや?
と思っていたら、
6月の2週目に丁寧な物言いではあるが、
要するに
半分の総費用金額を払え
という意味の請求書が届いた。
ま、しゃーない
と直ぐに払ったが、
また音沙汰なし。
10日以上経って、
突然の電話
『来週(6月最終週)工事に行けるけど
どうか?』
『どうか も こうか も
あるもんか!!
こちとらだって遊んでるわけじゃあねえんだ、
仕事してるんだよ!
来週は、目一杯仕事が入ってるんだよ!』
と少なくとも私は切れた。
(あちらさんも、間が悪い。)
(夏休み前で夫婦共々一番へとへとで踏ん張っている時だった。)
てなわけで、
工事は、7月の10日からと相成った 訳。
新しいバスタブとトイレ仕事は、2日で終わるとの事。
2日目に様子を見ると
バスダブが新しくなってない!
どうしたの?
と尋ねると
社長が注文し忘れてたらしい。
で、先週の金曜日にバスタブの専門職人が来て工事。
その次の週の金曜日に
タイルの専門職人が来てちょちょっと工事。
私は、昨日は風呂が使えず
娘宅でシャワー。
ともあれ、
これで、完了!!
今回の件では
ヨーロッパのギルド制の名残に、*
(それぞれの職種の持ち場が決まっていて
お互いの領域には決して踏み込まないし、
尊重しあっている。)
*つくづく感心するやら、
呆れるやら。
先のバスタブの注文を忘れた社長のとこも
息子が一緒に仕事をしてるようだし、
タイル職人も息子を連れて来た。
そう言えば、
元生徒の父親も庭師で、
元生徒も今ではしっかり一緒に仕事している。
手工業ギルド制は
今も受け継がれていると感じた次第。
私と花弥は
専門職人が出入りしない家で
ようやく今日から
のんびりと過ごすことが出来るのであります。
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